プロフィール

廣田拓也　１９８１年福島県二本松市生まれ。

東京の大学を卒業後、東証一部上場のシステムメーカーに勤務。実兄が平成１７年に株式会社ＧＮＳ設立したことに伴い二本松市にＵターン。中山間地域の耕作放棄地を活用した再生産ビジネスモデルを構築し、えごまと雑穀の栽培・加工を推進。順調に売上が伸びてきたところで東日本大震災が発生。翌年、生産者の再生産を支えるために、２０１２年にＮＰＯ法人リーフを設立。福島の現状を伝えながら、３年間で首都圏のマルシェ販売等に２００回以上立ち、純粋なマーケティングの必要性を感じ、事業の大きな方向転換を図った。震災時の課題解決アクションの結果として、GNS社は県内で零細企業では数少ない、生産・加工・流通・飲食・小売・企画・デザインまでの一貫体制を取る地域商社機能を持つこととなり、雇用を増やしながら、事業を回復させた。

『生産者の再生産を支援する』という企業理念のもと、農産加工品に付加価値を付け、販路を拡大することを目標に、生産者と共に日々奔走。２０１７年３月より一般社団法人ＣＯＯＬＡＧＲＩ事務局長に就任。２０１８年にはヘルベチカデザイン社との共同プロジェクトとして立ち上げた『福の小みやげ』ブランドが２０１８ＧＯＯＤ　ＤＥＳＩＧＮ賞を受賞。同年８月に地域商社連携プラットフォーム『あきんどプロジェクト』を立ち上げ、２０１９年２月に地域にある資源を発掘し、最大化させるべく『株式会社あきんど』を設立。代表取締役に就任。福島県初の総合地域商社として活動を続けている。

次いで２０２０年にビジネスモデルの横展開と地域の商人教育へチャレンジするために福島県浪江町に『株式会社浜のあきんど』を設立。まだ、事業領域を『東北六県』まで広げるべく、東北各地の地域商社や生産者を集め２０２０年７月より『東北六商会議』をスタート。事務局長を務め、翌年２０２１年１０月に『東北六県地域商社協同組合』を設立。代表理事に就任。現在１７社の東北各地の事業者含む異業種メンバーが参画。東北の魅力を伝えるべく新たな活動を行っている。

また、個人のミッションとして『５０歳までに大学を創る』を掲げ、『社長の右腕人材育成』をテーマに人材開発に努める。自らが社長の右腕サービスになる『あなたのヒロタ副社長』を始め、たくさんの方と困った話をフランクに話すための『ヒロタとゴハン会議』を主催。２０１９年より『ヒロタとみんなでゴハンと会議をデザインする事務所。』を立ち上げ、各種コンテンツの情報発信をスタート。
今現在、自らが経営する会社の他、中小零細企業の右腕サポート企業を合わせて１５社以上の経営に携わる。